食事制限は痩せない?いえ、正しい食事制限をすれば必ず痩せます!
2016/03/07
食事制限はダイエットの王道です。基礎中の基礎です。
でもホントのところ、正しいやり方じゃないと痩せないんですよね。そして正しいダイエットのやり方を知って実行している人は実は少ないです。
だから食事制限では痩せない、なんて言われてしまいます。
実際に、間違った食事制限はリバウンドの原因になります。さらにダイエットしてるつもりが結果的に太りやすい体質になる危険性もあります。
逆に正しい食事制限をすれば、ストレスなく取り組めて痩せる体質にしてくれるのでダイエットが長続きします。
間違った食事制限って何?
では間違った食事制限とはどういうものでしょうか。
単品ダイエットは太る
昔流行ったバナナダイエットとかリンゴダイエットとか。
これは個人的にネーミングが問題だと思っています。
バナナだけ食べていたら痩せる。リンゴだけ食べれば痩せる。といった間違ったダイエット方法を推奨しているような気がします。
当然こういったひとつの食材だけに偏るダイエットは失敗します。ほぼ間違いなくリバウンドします。それはカロリーの問題ではありません。
リバウンドする理由は簡単で、栄養素が偏りがちになるからです。栄養バランスが偏ると便秘の原因になりますし、基礎代謝が落ちて痩せにくく太りやすい体質になります。
当然ですが、栄養はバランスよく摂らないといけません。もちろん摂取カロリーを抑えることもビタミンも大事ですが、タンパク質を摂らないダイエットは失敗の元です。
また、単品ダイエットはどうしてもストレスを感じやすいのでオススメできません。
お菓子やジュースを食べたり飲んだり
ダイエットで食事制限をしているのにお菓子を食べている人がたまにいます。
これはもうどうやっても痩せません。
間違ったダイエットの典型例として、「カロリーだけ同じなら何でも良いんでしょ。」という思想があります。
たとえばご飯の代わりにポテトチップスを食べて、カロリーは変わらないんだからオッケーとか。こういうのは間違いなく太ります。
原因は当然栄養バランスの偏りです。カロリーが同じでも脂質タップリでは全然痩せません。当然ですが太りやすい体質になります。さらにニキビや肌荒れなどの原因にもなります。
またお菓子やジュースに含まれる糖質も問題です。お菓子やジュースは糖質の塊です。
例えばコーラ500mlでは角砂糖16個分の糖分が含まれていると言われます。ショートケーキ1切れでも角砂糖9個分ほど。おそろしい量の砂糖が使われています。
ダイエットの基本は糖質を抑え気味にすることなので、いくらカロリーが同じでもご飯やおかずの代わりにお菓子やジュースを飲み食いしていてはダイエットは成功しません。
正しい食事制限とは?
では正しい食事制限、痩せてリバウンドしない食事制限とは何でしょうか。
ストレスを感じないレベルの食事制限
まず痩せる食事制限のポイントは、ストレスを感じないことです。
ストレスを感じると食欲にスイッチが入ります。さらにホルモンバランスも乱れ、太りやすい体質になり肌トラブルにも悩まされます。
ダイエットにストレスは禁物です。はじめは調子よく痩せていても、ストレスのたまるダイエット方法はリバウンドします。
ストレスなく痩せる。これが成功する正しい食事制限ダイエットの鉄則です。
食事回数は1日3食~4食
結局のところ食事制限を成功させるポイントは食事回数と栄養バランスです。
たとえ同じカロリー量でも、朝ご飯抜きで1日2食よりは1日3食食べた方が痩せます。
人の身体は単純です。摂取したカロリーを消費しきれなければ、それが脂肪として蓄えられます。
つまり1日2食で一気にカロリーを摂取してしまうと、それを消費しきることができずに脂肪になり太ってしまいます。
逆に同じ総量でも、3回~4回に分けてカロリーを摂取すれば、日常生活の中でカロリーを消費しやすくなり、痩せやすくなります。
あとは当然ですが、1日3食食べた方が栄養バランスも良くなります。2食だとどうしても偏った食事になりますが、3食食べれば栄養バランスが良くなります。
栄養バランスを考える
痩せる食事制限では、「カロリー」という数字ではなく栄養バランスの中身が大事です。
基本的な考えとしては、なるべく糖質を減らすようにします。
そしてタンパク質はきちんと摂ることです。
タンパク質を摂るとムキムキになって太るんじゃ、と心配する女性も多いと思いますが、それはむしろ逆です。
適度な筋肉はダイエットにとって必要ですし、筋肉量が増えることで体型は引き締まり基礎代謝(何もしなくても身体が勝手にカロリーを消費してくれる活動)は上がります。
逆に筋肉量が落ちると基礎代謝が落ちて太りやすい体質になります。という訳で筋肉の元となるタンパク質は摂るようにしましょう。
ちなみに肉でなくても大豆製品などでもタンパク質は摂れます。
あと脂質ですが、これは全体量は減らすことが大事です。ただ良質の脂質は摂っておいた方が良いです。
脂質が欠けると髪がパサパサになったり肌トラブルに悩まされます。
良質の脂質はオリーブオイルや亜麻仁油、あとは青魚に含まれるDHAやEPAといった脂やアボカドの脂です。こういう脂質は良質の脂と言われコレステロールを下げてくれる働きもあります。
脂質といっても全て悪い訳ではありません。良質な脂質は積極的に摂っておきましょう。