ダイエット中の食べ過ぎをなかった事に?5つのリセット方法とは?
2016/11/26
ダイエットをしていてつい食べ過ぎてしまう日はあります。例えば飲み会があったり結婚式があったりと。
そんな時に「あぁ食べすぎた・・・。もうダイエットは失敗だ・・・。」とあきらめてしまうのは勿体ないです。
ダイエット中に食べ過ぎても、翌日以降の過ごし方次第で脂肪のつき方は変わります。
また食べ過ぎたことで自分を攻めてしまい、それがストレスになると一層ダイエットは失敗します。
食べ過ぎはしょうがないことです。あとはできるだけ翌日以降の過ごし方で、食べ過ぎた日のカロリーを無かったことにしてしまえば良い訳です。
食べ過ぎたものが脂肪に変わる仕組み
ダイエット中につい食べ過ぎたとしても、食べ過ぎたものが即脂肪に変わる訳ではありません。
人が摂取したカロリーのうち一部は、食事誘導性熱産生(食事をすると身体が熱くなって勝ってにカロリーを消費する活動)でまず消費されます。
食事誘導性熱産生で消費されずに残ったカロリーは、まず腸に入り身体全体の活動エネルギーになります。
そこで使い切れなかった余剰カロリー分は、糖分として肝臓に蓄えられます。
ちなみに肝臓は1食分くらいの食べ過ぎによる糖分は48時間程度(約2日間)ため込めると言われています。
ただ2日以上経ってしまうと肝臓では貯めこめず脂肪細胞へと送られ、脂肪として身体に定着してしまいます。
ということは、つまり食べ過ぎた日から2日間で食べ過ぎた分のカロリーを調整してしまえば、食べ過ぎた分のカロリーも脂肪になりにくいという訳です。
食べ過ぎてから18時間が勝負
ダイエット中に食べ過ぎても48時間で調節すれば脂肪になるのを防げます。
とは言え、もっとも大事なのは食べ過ぎてから18時間です。
なるべく食べ過ぎてから18時間は、できれば水分のみで何も食べないのが理想です。それだけで過剰に取ったカロリーもある程度リセットされます。
仮に何かを食べる場合は生野菜など低カロリーで酵素を含む食材にしておきましょう。
酵素は消化を助けたり脂肪の燃焼や新陳代謝を促してくれます。
食べ過ぎてから3日間は取りすぎた栄養素は避ける
また食べ過ぎてから3日間は、その時に過剰摂取した栄養素を避けるようにしましょう。
たとえば肉を食べ過ぎたのなら翌日から3日間は動物性タンパク質を避ける。
甘いものを食べ過ぎたのなら糖分を避ける。
油ものを食べ過ぎたのなら油ものを避ける。
そういった感じです。
栄養素はバランスが大事です。不足してもダメですが過剰摂取もダメです。
何かの栄養素を食べ過ぎたなら翌日以降できちんと調整することが大事です。
食べ過ぎた翌日以降に食べると良い食材
摂りすぎた栄養素を避けるとともに、なるべく食べた方が良い食材を挙げておきます。
酵素を含む生野菜
食べ過ぎた翌日以降はなるべく生野菜や果物を多く食べるようにしましょう。
生野菜や果物には酵素が含まれています。酵素は消化を助け脂肪の燃焼や新陳代謝を助けてくれる効果があります。積極的に摂っていきましょう。
ビタミンB群を多く含む食材
ビタミンB群は三大栄養素の代謝を促す効果があります。
ちなみに三大栄養素とは、糖質(炭水化物)・脂質・タンパク質です。たいてい食べ過ぎた日はこれらの摂取量が多くなっています。
そこで三大栄養素の代謝を促すビタミンB群を多く含む食材を摂るのが効果的になります。
ちなみにビタミンB群を多く含む食材は、玄米・納豆・マグロ・青魚・バナナなどです。
白湯か水を飲んでデトックス
食べ過ぎた翌日以降は、いつもより積極的に水か白湯(水を沸騰させて人肌程度に冷ましたもの)を飲んでいきましょう。
水分を多く摂ることで胃腸を浄化して、老廃物をスッキリと流してくれるデトックス効果が期待できます。
さらに水や白湯には空腹感をコントロールする効果もあるので一石二鳥です。
ちなみに白湯は芸能人やモデルも飲んでいる人が多いです。長澤まさみさん、ベッキーさん、深田恭子さん、平子理沙さんなど多くの芸能人が飲んでいます。
目安として1日1.5~2リットル飲むようにしましょう。もちろん一度に飲むのではなく1日かけてちょびちょび飲んでいきます。
適度な有酸素運動でカロリーを消費する
もちろん食べ過ぎた翌日以降の3日間は、適度な有酸素運動でカロリーを消費しましょう。
別にランニングとかでなくても良いので軽いジョギングかウォーキングを20~30分行うだけでだいぶ食べ過ぎたカロリーが消費されます。
ジョギングの為に時間を作るのが難しい人は、家に帰る時に1駅分歩けば20分くらいは歩けます。
ダイエット中にも関わらず食べ過ぎたなら、普段運動しない人でも3日間くらいは適度に運動をしましょう。こればかりは食べ過ぎた以上しょうがないです。
ダイエットを成功させるにはストレスをため込まないこと
ダイエットではストレスをため込むのが一番よくありません。
ダイエット中に食べ過ぎると罪悪感でストレスを感じがちですが、食べ過ぎても後の2日間で調整すれば良いだけです。
「食べ過ぎた。ダイエットはもうダメだ。」と後悔だけしてもしょうがないです。それが余計にダイエット失敗の原因になります。
食べ過ぎた分のカロリーや余剰な栄養分を翌日から2日間かけてきちんと調整する。あとは有酸素運動をしっかりして消費カロリーを多くする。
そうすれば大丈夫です。精神状態を良い状態に保ち、諦めずに対応策をきちんと取ってダイエットを成功させていきましょう。