血行不良が太る原因に?血行を良くして痩せる方法とは?
2016/12/13
食事制限をしているのに痩せない。
運動をしているのになかなか痩せない。
そもそも体質的に太りやすい。
そういった事に心当たりのある方。その原因は血行不良かもしれません。
血流が悪くなるとダイエットできない?
血流が悪くなると太る、というのはダイエットにおける定説です。
血液は身体全体を巡る運び屋の役割をはたしています。身体中に必要な栄養素を送り、不要な老廃物を引き取ってくれています。
そんな血液の流れが悪くなれば、不要な老廃物や水分が引き取られず、脂肪やむくみができやすくなってしまいます。
また栄養が全身に行きわたらないので、脂肪燃焼のためのエネルギーが不足して、脂肪燃焼機能も低下してしまいます。
さらに血行不良だと体温が下がり基礎代謝が落ちてしまいます。
基礎代謝はダイエットの成功と失敗を左右する鍵で、基礎代謝が悪くなると体質的に太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。さらに基礎代謝の低下はリバウンドの原因にもなります。
また血行が悪くなると肌荒れなどの肌トラブル、あとは肩こりや目の下のクマの原因にもなってしまいます。
血の巡りが悪くなることは、太りやすくなるだけでなく美容面でも悪影響があります。
血行が悪くなる原因は何?
血行が悪くなることはダイエットの天敵ですが、血行が悪くなる原因が何なのでしょうか。
身体の冷えで血流が悪くなる
作った料理を冷蔵庫に入れておくと、次の日に脂分が固まっていることはよくあると思います。
身体が冷えるということは、あの現象が身体の中で起きていると同じようなイメージです。
血液中の脂肪分が冷えて固まってしまい、血流が悪くなってしまうという感じです。これがいわゆるドロドロ血です。
そうなると当然身体全身に綺麗な血液が送られなくなり、不要な老廃物も回収されずにたまってしまい、どんどん太りやすくなってしまいます。
運動不足で血行が悪くなる
血液を身体全身に送り、また心臓に送り返すときには筋肉の力が必要になります。
筋肉は血流を良くするポンプの役割を担っています。とくに脚など心臓から遠い場所ではふくらはぎの筋肉が働かないと血液の流れが滞りやすくなります。
女性の場合は男性と比べ筋肉量も少なく脚の血流が悪くなりがちです。さらにデスクワークなど長時間同じ姿勢をとることが多いのでなおさら血流が悪くなります。
これがむくみの原因になっていることは多いです。
血行を良くしてダイエットを成功させる方法
血行が悪くなると太りやすい体質になってダイエットしずらくなります。
という訳で血流を良くする方法をご紹介します。
湯船に浸かり身体を温める
忙しい日はお風呂に入るときついシャワーで済ましがちになります。ただ忙しい時こそシャワーだけでなく湯船にきちんと浸かりましょう。
38℃~40℃ほどのぬるま湯を張った湯船に15分ほど浸かることで身体を芯から温めることができます。
全身浴ができない場合でも手浴や足浴だけでも効果があります。手浴や足浴の場合は40~43℃ほどの少し熱めのお湯を使いましょう。
湯船に浸かったり手浴足浴をすることで身体が温かくなり血液やリンパの流れが良くなります。
さらに水分代謝が促され、身体全身の新陳代謝も上がります。
運動やストレッチで身体を動かす
たとえばデスクワークなどで長時間同じ姿勢が続くときには、定期的に身体を動かすようにしましょう。
首や肩を動かすのはもちろん、椅子の下でふくらはぎを使ってカカトを上げ下げするのが効果的です。
脚は心臓から遠いので血流やリンパの流れが悪くなりがちです。だからこそ定期的にふくらはぎを動かしてポンプ機能を働かせてあげることが大事になります。
食事で血流を良くする
身体を温めることと運動のほかにも、食事で血流を良くすることもできます。
有名なところで言えば、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(イコサペンタエン酸)を多く含む青魚を食べることです。
EPAやDHAは血中コレステロールを減らして血液をサラサラにしてくれる作用があります。血液がサラサラになれば当然血液の流れが良くなります。
EPAやDHAが豊富に含まれているのはアジ、イワシ、マグロ、サケなどの青魚です。ほかにはタコやイカやサザエやホタテ等、魚介類にも多く含まれています。
青魚以外ではニンジンやゴボウやカボチャは身体を温める効果がある食材です。そのほかでは玉ねぎやネギにも血液サラサラ効果があります。
薬味などで言えば、ショウガやニンニクやシソなども血流を良くする効果があります。
あとは身体を冷やすのは血流が悪くなる原因になるので、冷たいものばかり飲み食いしないことも大事です。
なるべく温かいものを食べるのも血流を良くするポイントです。